12月10日(日) 豊後水道のタチウオ釣り

大人の遠足?

今期初の豊後水道ドラゴンタチウオ狙い

昨日の第2土曜日は漁師さん休みで どこでも釣り放題で大漁だったとか

はたして今日は…



ゆったり楽々の超大型船



サロンのようなキャビンでゆったりとくつろいでいるうちにポイント到着

今日は一日凪予報なので あとは釣るだけ

ここ数年悪さをしていたサバフグも全くいないそうで

ラインを切られる心配もない


本日の特選素材サケのハラモにコノシロと芯にするタチウオのしっぽ



タチウオテンヤでマストアイテムと思われているイワシなんて

持っていきません

昨日スーパーで買ったサケのハラモを



塩と化学調味料で身をしめて

適度の大きさにカットしておく


なぜイワシを使わないかといえば

何度かバイトされたら

イワシがぐちゃぐちゃにされていることが多く

水深が深いと手返しもかなり悪くなってしまうし

そのままいくら誘いを入れたところでヒットに持ち込めないから

塩でしめた切り身のミックスだと

テンヤにガチガチに縛ることができ

何回何十回かじられたとしても

テンヤから身が外れていることはないから



7時 釣り開始

最初に水深チェック



船頭さんのアナウンスとどれだけ誤差があるのか確認しておかないと

その日1日船頭さんの指示ダナを直撃することはできない


朝からバンバン当たってくるかと思ったが

群れにやる気がないのか

コツンというアタリは時々出るものの 続かない



F3〜3.5が忘れた頃にポツポツ


前日はよく釣れたというのに なぜ?

それは凪の日曜日だから

昨日は休んでいた漁師の船が九州側からと四国側から押し寄せ

一番いい漁場を抑えて遊漁船は入っていけないから

ざっと見て40〜50隻の漁師の船団ができている


タテの釣りである一本釣りの漁師(点の釣り)であれば

漁船の近くを流してもそれほど問題ないが

タチコギ漁はヨコの釣りで船は数百mの長い仕掛けに

50本100本の枝を出して狙いのタナを横に引く(線の釣り)なので

遊漁船は近寄ることもできない


どの遊漁船もポイント選びで苦労しているのか走り回っている

反応や食い気が薄いせいか

ポイント移動直後は数回バイトしにくることはあっても

5分10分すると全く当たらなくなってしまう

一流しで2〜3本でも釣れていれば

最終的に十分なお土産になるのだが


コツコツとテンヤをかじりにきても

小さいアタリは無視して

ドカンと食い上げるアタリまで待って

合わせた時にガチっと肩の位置でロッドが止まり



プチドラゴンのF5サイズ

このサイズ(もっと大きい)を釣りに

みなさんこのエリアにきているんだ



F3サイズと比べると

太さは一目瞭然


後ろではF6サイズのドラゴンが揚がって

デッキでバタバタ暴れている

ついに時合いがきたのかと思ったが

また静かな海に逆戻り


12月だというのに異常に暑い

防寒着脱いでダウン2枚脱いでヒートテック脱いで…

8時にはTシャツ1枚になっていた



風はないけどアタリもなく

昼までに釣り上げたタチウオは8本(-_-)


午後からようやくアタリが出始め



時合いぽくなって

ひと流しでF3〜F4サイズが4〜5匹

こうなったらガチガチに縛ったテンヤが威力を発揮して

エサの付け替えなしで手返し速く5本釣り上げることができる


午前の部の遅れを取り戻すべくがんばるが

時すでに遅し

定時の14時沖あがり



午前中はどうなることかと思ったが

午後から少しだけ挽回


数は全然伸ばせなかったし

ドラゴンサイズも釣れなかったが

型はまあまあよかったので

ドラゴンはまた次回のお楽しみ



本日の釣果 タチウオ 23匹